suzukake fes. 2006

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2006/05/12-14に開催されたすずかけ祭・研究室の一般公開におきまして,
一昨年,昨年度(2004,2005年度)と同様,
道路走行環境分析ツール(MOVIC-T4)及び
交通・環境ミクロシミュレーションシステム(ARTIST)のデモ・体験会を行ないました.
また,
アジア各国料理店も出店し,
あいにくのお天気であったにもかかわらず,たくさんの方々にご来場いただきました.



道路走行環境分析ツール:MOVIC-T4

MOVIC-T4
(Moving Virtual Cockpit driving simulator by Tokyo Tech &Trion for Tokyo highways)

は,道路利用者の視点から道路の走行環境を分析するためのツールで,
約3年間の開発期間を経て現在のシステムを完成させました.
MOVIC-T4は,運転中の体感加速度を再現するための小型の動揺装置,バーチャル空間を映し出す
ヘッドマウントディスプレイ(HMD),頭部の動きを感知するトラッキングセンサー,
及び各種操作デバイスから構成されており,
被験者はバーチャル道路空間内を自由に走行することが可能です.
ドライバーの運転操作情報及び道路の幾何構造データから自車の走行状態を計算し,
その情報をもとに動揺装置の制御を行っています.
走行画面はHMDに投影し,トラッキングセンサーにより,
ドライバーの顔の向きと表示する走行画面を連動させ,全方位を見ることが可能です.
また周辺走行他車は現在約60台発生させることが可能であり,
各車両に対して走行位置,基本走行速度,車線変更判断基準,車種等の属性を設定でき,個々の車両は
他の車両との位置関係,相対速度等のデータから自ら速度調整,追従,車線変更・合流を行います.
本システムにより被験者ドライバーの運転挙動データ,生体反応データを記録・解析することで
道路走行環境を分析します.


交通・環境ミクロシミュレーションシステム:ARTIST

ARTIST
Atmospheric and Regional Traffic Integration: A Simulation system of Tokyo Tech

は,広域道路ネットワークにおいて車両1台1台の行動を再現し,
交通流動や大気汚染物質排出量を予測,評価するシステムです.
現在の分析対象地域は東京南部,川崎,横浜を含む約30km四方となっており,
実際の一般道,高速道路の幾何構造,信号現示を再現しています.
また,実道路上における走行実験データから推計した走行中の大気汚染物質排出量モデルにより,
各車両からの大気汚染物質排出量を予測でき,
さらに局地気象モデル(RAMS-TIT,東工大神田研との共同研究)により移流拡散を考慮した
大気汚染物質濃度も予測することができます.
本システムにより,交通渋滞,大気環境の改善に向けた新設道路の整備効果やITS技術を活用した
経路誘導・信号現示の動的制御の効果等を分析することが可能となります.

プロモーションビデオもあります.(詳しくは研究紹介ページで)


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デモ・体験会への参加者数とアジア各国料理店(13日・14日)での販売数

5月12日(金) 5月13日(土) 5月14日(日)       合計      
デモ・体験会の参加者数 6人 20人 22人 48人
ミーゴレンの販売数 - 5皿 0皿 5皿
たこやきの販売数(1皿3個入り) - 32皿(96個) 17皿(51個) 49皿(147個)
ドリンクの販売数 - 23本 20本 43本




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今年のすずかけ祭の様子

▲ARTISTについて説明 ▲デモ・体験会にいらした方たち
▲中には鋭い質問も… ▲免許は持ってないけどMOVIC-T4体験中
▲シクロに見入る方も ▲たこ焼き屋には主に学内のお客さん
▲秘書さんたちもいらっしゃいました ▲留学生もたこ焼きをマスター
(真ん中も留学生に見えてくる)
▲ひたすら飲んで,ひたすら焼く人たち ▲おつかれさま


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